今回は、2歳頃から子どもと一緒に楽しむことができるトマトとツナの冷製パスタ作りを紹介します。
2歳5か月の息子とチャレンジしました。無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料(3人前)
- パスタ (カッペリーニなどの細めのもの)240g
- ツナ2缶(1缶70g)
- ミニトマト 15個前後
- めんつゆ(2倍濃縮)、ポン酢 各大さじ3
- ごま油、すりごま 各大さじ1.5
- フライドオニオン、バジル 適量
作り方
①パスタは塩(分量外)を加えた熱湯で袋の表示時間の通り茹で、冷水で冷やして水気を切ります。
②ヘタをとったミニトマトは楊枝で1個につき2、3か所穴をあけます。←モンテポイント1 穴をあける
③鍋に湯を沸かし、②を入れます。
➃10秒ほどしたら冷水にとり、つまみ出すように皮をむきます。モンテポイント2 湯剥きをする
⑤大きめのボウルに軽く油をきったツナ、食べやすい大きさに切った➃のミニトマト、めんつゆ、ポン酢、ごま油、すりごまを入れて混ぜておきます。モンテポイント3 混ぜる
⑥①を⑤のボウルに加えて和えます。
⑦フライドオニオンとバジルを散らしてできあがりです。
モンテポイント(穴をあける&湯剥きをする&混ぜる)
それでは、トマトとツナの冷製パスタ作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!
モンテポイント1 穴をあける
まずは、トマトの下ごしらえから。
実は今回使用したトマトは、3月から始めたシェア畑で採れたもの♪
この日は朝からトマト収穫をしてきました。自分で採ったトマトを調理するので、我が家の息子もやる気まんまん。
まずはミニトマトに楊枝で穴をあけていきます。こうすることで、湯剥きの際にきれいに皮を剥くことができますよ。
楊枝は先っぽが尖っている方とそうでない方があるので、「尖っている方で穴をあけるよ」と、見本を見せてあげましょう。
穴は多少多くても問題なしです。プチプチの穴をあける感覚が新鮮で、楽しいお手伝いですね♪細い楊枝を持って作業をするので、手指でしっかり握る指のトレーニングになるかと思います。
ミニトマトは多少強く握っても形が崩れたりしないので、小さなお子さんでもまずはヘタ取りなどから参加できますね♪
モンテポイント② 湯剥きをする
次はトマトの湯剥きをする作業♪
前回、トマトのマリネを作った際にはあまり興味を示さなかった我が家の息子ですが、今回はどうでしょうか!?
出だし好調にお手伝いを始めてくれましたが、途中から「トマトでお料理するんだー」と言って延々とトマトをボウルに移す活動に突入してしまいました。
30分程して、ようやく湯剥きを再開。こどもと一緒のお料理はなかなか時間がかかりますね。。少しトマトが潰れることもありましたが、無事に湯剥きが完了しました!
トマトの湯剥きは指先のトレーニングにもなりますし、湯剥きした後のトマトはデリケートなので、潰さないようにするために力をコントロールする能力も鍛えることができるかと思います。
ところで今回は息子が30分もお料理遊びを始めてしまったので、その間にフライドオニオンを手作りしてみました。
フライドオニオンの作り方はとっても簡単♪玉ねぎを低温の油でじっくりと揚げていきます。
②①の玉ねぎの水けをペーパータオルで拭き、小麦子大さじ1をまぶす。
③フライパンに1㎝の深さに入れて低温(約160℃)に熱し、②を入れて時々混ぜながらこんがりとした色がつくまで揚げて取り出します。
モンテポイント③ 混ぜる
最後は仕上げの混ぜるお手伝い♪
全ての材料をボウルに入れて混ぜ混ぜ。これだけでおいしそうです。
スプーンでぐるぐる混ぜる作業は、腕全体を使うので、体の粗大運動を促すことにつながりますね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、トマトとツナの冷製パスタ作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。
ちなみに、今回のレシピは、♡奇跡のキッチン♡Mizukiさんのブログを参考にさせていただきました。
ドラミンも初めて作りましたが、 とっても簡単で、息子もぱくぱく食べていました(でもトマトは嫌いだから食べない、自分で採ったのに。。あんなに遊んでいたのに。。)。
彩りもきれいですぐにできるので、時間をかけたくない夏のクッキングにぴったりです。
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。 それでは!
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