今回は、2歳頃から子供と一緒に楽しむことができるナン作りを紹介します。
お米を触ったり、粉を触ったりが大好きな息子と楽しめるお料理を、と作ってみました。材料も少なく、意外と簡単に作ることができました。
2歳11か月の息子とチャレンジしました。
無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料(4枚分)
- 薄力粉・強力粉 各100g
- 塩 小さじ半分
- オリーブオイル 大さじ1
- ぬるま湯 120ml
- はちみつ 大さじ2
- ドライイースト 3g
- 打ち粉用の薄力粉 少々
作り方
①ボウルにぬるま湯とはちみつ、ドライイーストを入れて溶かします。←モンテポイント1混ぜる、モンテポイント2 あけうつし
②①に強力粉、薄力粉、塩を入れて箸でざっくり混ぜます。そこにオリーブオイルを入れて、生地がまとまるまで手でこねます。←モンテポイント3 こねる
③オリーブオイル少々を塗ったボウルに②を入れて、ラップをして常温で1時間ほど寝かします。
➃まな板に打ち粉をして、優しく押してガス抜きをし、4等分にして丸めたら再びラップをして10分ほど休ませます。
⑤打ち粉をした台の上で生地を伸ばします。←モンテポイント4 伸ばす
⑥熱したフライパン(油は不要)で焼き色がつくまで焼いたら出来上がり。
※意外とすぐに焼けますので、焦げないように注意してくださいね。
モンテポイント(混ぜる、あけうつし、こねる、伸ばす)
それでは、ナン作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!
モンテポイント1 混ぜる
モンテポイント2 あけうつし
まずは生地を作っていきます♪
最近はお料理中に「僕もやりたい!」と言ってキッチンに来ることが多くなってきたもうすぐ3歳の息子。特に好きなのはお米を触ったり、水を使ったり、粉を使ったりと感覚を楽しむお手伝いです。そんな息子にはナン作りはピッタリ。積極的に取り組んでくれました。
最初はぬるま湯にドライイースト、はちみつを入れてまぜまぜ。はちみつとドライイーストの匂いは強烈で、「何のにおい?何のにおい?」と不思議そうに取り組んでいました。
モンテッソーリ教育においては、自分の周りの環境を理解し、そこに順応して生きていくために感覚器官を十分に使い、五感を研ぎ澄ませることが大切だとされていますね。教具の中にも嗅覚筒というものがあるくらい、嗅覚も大切な感覚として扱われています。
イーストやはちみつの匂い、またカレー粉の匂いなど、今回のお料理ではたくさん嗅覚を使うことができます。
混ぜる動作はお箸でぐるぐる回すので、腕全体のトレーニングになりますね。
また、小さいお子さんの場合には、ドライイーストをスプーンでボウルに入れる、粉をあけうつすだけでも、立派なお手伝いになりますね。あけうつしを何度も行うことで、手首を自分の意思通りに動かすことができるようになります。
モンテポイント3 こねる
その後、粉を投入。まとまりが出てきたら、手でこねていきます。モチモチの感触に、息子は大喜び。生地をこねる作業は手をたくさん動かすので指の発達を促すことにもつながります。
「もういいよー」と言ってもしばらく夢中で生地をこねていました。
モンテポイント4 伸ばす
生地を休ませたら、いよいよナンの形に伸ばしていきます。
台の上に生地を出す際にはパン作りやピザ作り、うどん作り、餃子作りの回で登場し、もはやおなじみのシリコンマットを使用しました。このシリコンマット、我が家の親子料理では登場頻度が高く、とてもおススメです。薄いのにテーブルにピタッとくっつくので、こどもが作業をする時も作業がしやすいです。
麺棒を使って伸ばしていきますが、ナンの生地はなかなか弾力があるので手も使いながらびよーんと。少しづつですが、見本を見てから道具を本来の目的通りに使うことができるようになってきました。
ナンは多少形がいびつでも問題なしなので、子どもが自由に取組むのにぴったりです!
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回はナン作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。
カレーが大好きなお子さんは多いかと思います。いつものごはんに変えて、時には手作りナンで味わってみるもの、新鮮で楽しいかと思います。
ちなみに、今回のレシピはcookpadに掲載のjyaicoさんのレシピを参考にさせていただきました。また、今回はバターチキンカレーを作りましたが、そのレシピは同じくcookpadに掲載の☆栄養士のレシピ☆さんのレシピを参考にさせていただきました。
子供も食べるので、辛さ控えめになるように、カレー粉は本格的なカレー粉ではなくSBさんの味付料理用カレーを使用しました。
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まろやかで、トマトの酸味も効いていて、とても美味しかったです♪ぜひ試してみてくださいね。
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。 それではまた!
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