今回は、小さなこどもと取り組むグリーンピースごはん作りを紹介します。2歳2か月の息子とチャレンジしました。無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料(3~4人分)
- 米 2合(小さなこどもと一緒に作業をするなら、無洗米がおススメ)
- グリーンピース 150 g
- 水
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
- 昆布 5㎝
作り方
①グリーンピースをさやから出します←モンテポイント1
②炊飯器の内窯に、お米、酒、塩を入れて、2合分まで水を注いでよく混ぜます。←モンテポイント2
③最後にグリーンピースと昆布を入れてさっと混ぜたら炊飯器で通常通り炊きます。
モンテポイント(鞘から出す&あけうつし)
それでは、グリーンピースごはんを作る上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!
モンテポイント1 鞘から出す
まずは今回の主役、グリーンピースを鞘から出します。
グリーンピースは、鞘を割るとぷっくりした豆が中からたくさん出てくるので、こどももとっても楽しいです。
我が家の息子(2歳2か月)は「何か出てくるかな~♪」と歌を歌いながらたくさん取り組んでくれました。グリーンピースの中身を入れるボールと、中身を出し終わった鞘を入れるボールを用意しましょう。
鞘の先っぽを少しだけ割ってから渡してあげると、小さなこどもでも取組やすいかと思います。
たくさんできました!「もっとやりたいよー」となって、一人で薄皮まで剥き始めました。。
モンテポイント2 あけうつし
まだちいさなこどもにとって、お米はサラサラしていて手触りが良くて、楽しい食材!
ごはんを炊く準備について、ちいさなこどもと一緒に取り組む場合には、計量はお父さん、お母さんがやり、炊飯器の内釜へ「じゃーっ」とする部分のみこどもにやってもらいましょう。小さな子でも楽しく手伝ってもらうコツは、「少しづつ」、「ゆっくりと」進めることです。
具体的には、お米を計量カップに入れる際には、1/2合づつ入れて、こどもに渡してあげましょう。また、お水については、小さなピッチャーに入れて手渡してあげるとこぼさずにあけうつしができるかと思います。
我が家で使用しているピッチャーは0.25ℓのガラスのピッチャー。モンテッソーリアンまりこさんがセレクトしたグッズを購入できるコソダチショップで購入しました。
1歳代の時には、セットで購入したステンレスタイプの軽いものを使っていました。
少しずつ進める作業になるので、ぜひ時間に余裕がある時に取り組んでみてくださいね。そして少し散らばってしまう可能性も。。繰り返すうちに段々と上手になっていきますので、できるだけ見守ってあげたいですね。
我が家は息子が1歳半くらいの時から取り組んでいますが、段々とこぼしてしまうことも少なくなり、今では安心して任せられるようになってきました!
今回はグリーンピースごはんでしたので、息子にお米をジャーっとしてもらった後で塩とお酒を加えて、その後お水をジャーっとしてもらい、最後にぐるぐる中をかきまぜてもらいました。
グリーンピースと昆布を加え、炊飯器に内窯をセットしてピッとボタンを押したら終了です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は、グリーンピースごはん作りについて、ちいさなこどもと一緒に取り組むポイントを記載しました。
ちなみに、今回のレシピは、クラシルさんのレシピを参考にさせていただきました。
https://www.kurashiru.com/recipes/9fdbe906-0fc2-4ebe-a085-f3be0af37a4b
もう何度も何度も作らせていただいている、簡単でおいしい作り方です。私はごはんはあまり固くない方が好みなので、水の量がレシピよりも少し多めです。
グリーンピースを一緒に炊き込むタイプですので、グリーンピースがふっくらと柔らかくなります。グリーンピースがあまり得意じゃないという方も、ぜひ春の季節の生グリーンピースで試してみてくださいね。
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。
それではまた!
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