今回は、2歳頃からこどもと一緒に楽しむことができる柏餅作りを紹介します。 2歳3か月の息子とチャレンジしました。
無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料(10個分)
作り方
①こしあんを10等分し、丸めておきます。←モンテポイント1 丸める
※あらかじめ、あんは冷やしておいた方が丸めやすいです。
②柏の葉はさっと水洗いし、水を切っておきます(乾燥タイプの場合は、熱湯で10分ゆで、水に10分さらして使用します)。
③耐熱ガラスのボールで白玉粉を分量の水で混ぜて溶かします。上新粉、砂糖も加え、なめらかになるまで混ぜ合わせます。
➃③にラップをかけ、電子レンジで1分加熱し、ヘラで混ぜ合わせます。しっかりとこね、再度ラップをして2分加熱します。一度台に出し、しっかりとこね、4分加熱し、たっぷりの水(分量外)にさらします。 ※電子レンジにかけた直後の生地はとても熱くなっているため、火傷に注意!
⑤20分ほど水にさらし、粗熱がとれたら、硬く搾った濡れ布巾で包みます。台で軽くこね、生地をまとめます。←モンテポイント2 こねる
⑥生地を10等分し、真ん中が薄い楕円形に伸ばし、丸めておいたあんを包みます。生地が完全に冷めてから、柏の葉で包みます。
モンテポイント(丸める&こねる)
それでは、柏餅作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!
モンテポイント1 丸める
まずは柏餅の中に入れるあんを丸めるお手伝いをお願いすることができます。
お父さん、お母さんが丸める場合には、手で直接丸めてもいいかと思いますが、まだ小さな子ですと、なかなか丸めることは難しく、べたべたするので、ヘタすると家中がべたべたになる恐れが。。
そこで今回は、10等分したあんをラップに包んで、ぶんぶん振り回してもらうやり方で試してみました。 これなら我が家の息子(2歳3か月)でも取り組みやすかったようで、楽しそうにぶんぶんやっていました!
とても楽しそうだったので、今度ぶんぶんおにぎりにも挑戦してみようかと思います。
ぶんぶんする行為が腕全体のトレーニングにつながりますね。
モンテポイント2 こねる
こねる行為はこれまでにもミートローフ、お豆腐とツナのナゲット、パン作りなどで度々登場してきましたが、今回はお餅をこねる作業です!一言で「こねる」と言っても素材が違うと手で触った時の感触が違うのでその時々でお子さんが感じることも変わってくるのではないかと思います。
さて、今回のお餅をこねる作業、我が家の息子の反応はどうだったかというと。。
「べとべとだよ~」と嫌そうにして手を洗いたがってしまいました(泣)。
こねる作業、いつも楽しそうになっているので、今回もきっとヒットするはずと思ったのですが、べとべとは苦手だったようです。
子どもにも、子どもの事情がありますね。結局今回の柏餅は、ほぼドラミンが成型作業を実施しました。
たしかにしばらく触っているとべたついてくるので、成型の際には手をぬらしながら取り組むと、べたつかずにきれいに成型できるかと思います。
生地をこねる際にオススメめなのが、シリコンマットです。パン作りやピザ作り、うどん作りの際など、もう何度もご紹介していますが、今回も大活躍♪シリコンマットをひくことで、生地がくっつきにくくなり、作業もしやすくなります。
こちらのシリコンマットは薄くて収納の際にもくるくる丸めて小さくできる点もオススメです。
お餅を触るが嫌でないお子さんは、ぜひこねる作業も一緒に取り組んでみてくださいね。手をたくさん動かすので指の発達を促す他、五感に働きかけることにもつながりますね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、柏餅作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。
ちなみに、今回のレシピは、富澤商店さんのHPに掲載されているレシピです。
このブログを書いている現在は、新型コロナウイルスの関係でデパートなども全て閉鎖に。。製菓材料もなかなか買いに行けない中、富澤商店さんはオンライン販売も充実していて助かりました♪
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。 それでは!
コメント