今回は、2歳頃からこどもと一緒に楽しむことができるミートローフ作りを紹介します。2歳0か月の息子とチャレンジしました。無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料
- 合いびき肉 260グラム
- にんじん 30グラム
- ピーマン 3個
- たまねぎ 大1/2個
- ジャガイモ 大1個
- バター10グラム
- 塩 小さじ2/3
- こしょう 少々
- 卵 1個
- パン粉 3/4カップ
- ウスターソース 小さじ2
- トマトケチャップ 小さじ1
作り方
①玉ねぎの皮をむき、みじん切りにします。みじん切りにした玉ねぎとバターを耐熱容器に入れ、ふたをしないで電子レンジに3分40秒かけます。←モンテポイント1、2
②人参とピーマン(1個分)は8㎜角に切り、耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジに2分かけます。
③残りのピーマン(2個分)は乱切りに、じゃがいもは皮を剥いて1センチ程度の輪切りにします。
➃ボウルに肉、塩、こしょう、を入れて混ぜます。さらに、①、②と溶き卵、パン粉、ウスターソース、トマトケチャップを加えて粘りが出るまでよく混ぜます。
←モンテポイント3
⑤生地をひとまとめにして、長さ18㎝、幅10㎝、厚さ4.5㎝の大きさに成型し、クッキングシートをひいた天板の中央に置き、周りに乱切りにしたピーマンとじゃがいもを並べます。
⑥170℃に熱したオーブンで20~30分焼く。竹串を肉の中心に刺し、透明な肉汁が出てきたらでき上りです。
※我が家では、PanasonicのBistroに搭載されているグリル機能を使って調理しています。
※お肉の周りに並べる野菜はブロッコリーやかぼちゃ、パプリカ、キノコなど、お好みのものでどうぞ。
モンテポイント(皮をむく&紐を引っ張る&こねる)
それでは、ミートローフ作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!
モンテポイント1 皮をむく
皮をむくことは、こどもにとってはとっても楽しいお手伝いのようです。我が家の息子(2歳0か月)も玉ねぎ以外にもバナナの皮を剥くことなどは喜んで手伝ってくれます。まだ小さい子にお手伝をお願いする場合には、皮の剥き始めだけはお父さん、お母さんがやっておいてあげると、取り組みやすくなるようです。
モンテポイント2 紐をひっぱる
ぶんぶんチョッパーという調理器具をご存じですか?みじん切りが簡単にできる優れものです。
大きめサイズ ぶんぶんチョッパー DX (容量:700ml) 【送料無料】
我が家で使っているのはK&A社の「ぶんぶんチョッパーデラックス」です。
ぶんぶんチョッパーの使い方はとっても簡単。
①容器に刃をセットする
②みじん切りにしたい食材を入れる
③ふたをする
➃ひっぱる
➃のひっぱるをする回数によって、みじん切りの粗さが決まります。
この、最後の➃ひっぱるのところを、こどもにお手伝いとしてやってもらっています。
上手に引っ張るためには、しっかり持って真っすぐ引っ張る必要があるので、指だけでなく腕や体全体をつかったトレーニングになりおススメです。
そして引っ張った後にすぐに離してしまうと「バチンッ」と勢いよく戻ってしまうので、「ゆっくりねー、するするねー」と声をかけて戻してもらうことも自制心を育むためには良いかと思います(我が家の息子(2歳0か月)はゆっくり戻すことは全くできず、むしろ「バチンッ」と戻ることを楽しんでいる様子です)。
モンテポイント3
いよいよミートローフの醍醐味、お肉を混ぜます!
生のお肉を触るので、もちろん手をきれいに洗ってから取り組みましょう。
こどもによっては、ぐにゅぐにゅとした感覚を嫌がるケースもありますので、無理はせずに取り組んでくださいね。
ミートローフやハンバーグの場合、お肉に粘りが出る程度までこねる必要がありますが、お子さんによってはそろそろとなでるだけだったりするかもしれません。
その場合には、お父さんやお母さんが見本を見せてあげたり、「ぎゅっ、ぎゅっ」と声をかけながら手をパーからグーにして見せてあげるとお子さんにも伝わりやすいかと思います。
手をたくさん動かすので指の発達を促す他、五感に働きかけることにもつながりますね。
もちろん途中の卵を割って加えるところの卵を割るのをお手伝いしてもらうこともできますね(「卵を割る」の詳細は★クッキー作り★の回をご参照ください)。
今回は型を使わないレシピをご紹介していますので、少し大きいお子さんであれば、成型も手伝ってもらうことが可能です。
我が家の息子にはまだ難しかったので、ピーマンとじゃがいもを並べるお手伝いをお願いしました。お肉の周りに並べるだけでなく、お肉の上にもトッピングしてオリジナリティあふれるミートローフに仕上げてくれました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は、こどもと取り組むミートローフ作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
ちなみに、今回のレシピは、PanasonicのオーブンBistro(ビストロ)を購入した際に付属されていたCook Bookのレシピを参考に作っています。
※我が家で使用しているBistroはNE-BS1600となります。
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。
それではまた!
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