見た目も涼しげ♪親子で作る刻みオクラのぶっかけ冷やしそうめん

2才から

今回は、2歳頃から子どもと一緒に楽しむことができる刻みオクラの冷やしそうめん作りを紹介します。

暑くて食欲のない時にはそうめん♪子どもも食べやすく、野菜もとれる1品にしたいと思い、オクラ入りのつゆでぶっかけそうめんにしてみました。大人の方にはぜひかぼすを!!

2歳6か月の息子とチャレンジしました。無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪

材料(3人分)

【オクラそうめん】

  • そうめん 150g
  • オクラ 2袋(200g)
  • めんつゆ(2倍濃縮)150ml
  • 水 200ml~250ml
  • 七味唐辛子、すだち 大人用にお好みで

【しっとりゆでささみ(トッピング用)】

  • 鶏ささみ肉 2本
  • 酒 大さじ2
  • 塩 小さじ1

作り方

①めんつゆは水で割り、冷蔵庫でよく冷やしておきます。

②鶏ささみ肉は筋を取り、塩をひとつまみふって5分ほど冷蔵庫に入れます。鍋にささみがかぶるくらいのお湯を沸かし、沸騰したら残りの塩と酒を入れます。水気を拭いたささみをお鍋に入れ、白っぽくなったら火を止めて、蓋をして冷めるまでおいて余熱で火を通します。

③②が冷めたら手で裂きます。モンテポイント1 裂く

➃オクラはかたいガクを取って板ずりし、塩少々を入れた熱湯でさっとゆで、冷水にとって水気をよくきります。モンテポイント2 板ずりをする

⑤➃のオクラを細かく刻んでからジップロックに入れて、すりこぎでたたき、粘りを出します。モンテポイント3 たたく

⑥そうめんは袋の表示を参考にゆで、流水でよく洗い、水気をよく切ります。

⑦冷たい①のつゆにオクラを混ぜ合わせ、なじませます。

⑧器にそうめんを盛り、⑦の汁をそそぎ、③の鶏ささみを盛り付けます。好みで七味をふり、すだちを搾っていただきます。

モンテポイント(裂く&板ずりをする&たたく)

それでは、刻みオクラの冷やしそうめん作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!

モンテポイント1 裂く

まずは、トッピング用の鶏ささみを裂くお手伝いから♪

ふんわりささみを裂いてちぎって食べやすくしてもらいます。「裂く」、「ちぎる」の動作はこれまでも「のちはんぺん」の海苔やはんぺん、「きのこの味噌汁」のしめじ、「レタスサラダ」のレタスなど、たくさん取り組んでいますが、素材によって力の入れ方や取り組みやすさはちがうもの。

ささみは形が崩れにくく大きさがバラバラでも気にならない素材なので、小さなお子さんでも取り組みやすいかと思います。楽しく指のトレーニングをするのに最適ですね。

モンテポイント2 板ずりをする

次はオクラの板ずりを。

今回初めてオクラの板ずりに挑戦した我が家の息子。まずは「オクラさんには細かい毛が生えているからそれを取ってあげるよー」と板ずりをする目的を説明しました。

その後はまな板に数本のオクラをセッティングし、塩をふりかけてじょりじょりとする見本を見せてから取り組みました。

塩は適当な分量でOKなので、器から自分で塩を取ってオクラにかけてじょりじょり。うっかり私が塩をかけようものなら「僕が!!」と強い主張。さすが2歳児。何でも自分でやりたい時期ですね。我が家の息子は板ずりがとても楽しかったようで、飽きずに取り組んでくれました。

食材の特徴を知り、食材に直接触れる板ずりは、食材への興味を高め、五感の発達を促してくれますね。

モンテポイント3 たたく 

次はオクラをたたく作業♪

今回お手伝いしてもらうのは、きゅうりをたたく作業。

こどもって「たたく」行為が大好きですよね。我が家の息子が愛用しているおもちゃにパロがありますが、ハンマーで玉をたたく行為を飽きずに何度も何度も繰り返しています。

そんなたたくことが大好きなお子さんにはお料理でも活躍してもらいましょう!

以前に「たたく」に取り組んだ「たたききゅうりとツナの塩昆布和え」の回でも記載しましたが、たたくお手伝いをしてもらう時にはジップロックなど丈夫なチャック付きの袋に入れると、中で素材が粉々になっても漏れることがなく安心です。

オクラの場合はきゅうりの時とはまた異なり、たたくとねばねばとしてくるのでおもしろいです。我が家の息子も興味深そうに観察していました。

すりこぎでばんばんとたたく作業は、腕全体を使うので、体の粗大運動を促すことにつながりますね。自分自身で自分の手や体をコントロールすることができるようになることは、こどもにとっての喜びにつながるかと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は、刻みオクラの冷やしそうめん作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。

ちなみに、今回のレシピは、ドラミンの大好きな栗原はるみさんのレシピを参考にさせていただきました。また、しっとりおいしい鶏ささみの茹で方は、macaroniに掲載のライターmigiccoさんの記事を参考にさせていただきました。

最近「ぼく野菜好きじゃないんだ!」と野菜を食べないことがかっこいいかのように思ってる兆候がある我が家の息子ですが、このそうめんはオクラが細かくなっていてつるっといけるようでした♪

バランスよく食べて暑い夏を乗り切りたいですね!

お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。

ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。 それでは!

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