子供も食べやすい♪親子で作るピーマンのツナ詰め

2才から

今回は、2歳頃から子供と一緒に楽しむことができるピーマンのツナ詰め作りを紹介します。

今回は畑でピーマンがたくさん採れたので、子どもも食べやすい料理を、と思い作ってみました。

2歳6か月の息子とチャレンジしました。無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪

材料(3人分)

  • 卵 1個
  • ツナ缶 小2缶
  • 玉ねぎ 1/2個
  • ピーマン 4~5個
  • 生パン粉 1/2カップ
  • サラダ油 大さじ1
  • 塩、コショウ、小麦粉 適量

作り方

①玉ねぎはみじん切りにします。←モンテポイント1 ひっぱる

②ピーマンはヘタを落として縦半分に切り、種を取ります。←モンテポイント2 切る

③ボウルに卵を割り入れ、玉ねぎ、軽く油を切ったツナ、生パン粉、塩、コショウ各少々を入れて練り、混ぜ合わせます。←モンテポイント3 まぜる

➃ピーマンの内側に茶こしで小麦粉を薄くふり、③を8~10等分して詰めます。

⑤フライパンにサラダ油を熱し、➃を具材を詰めた面を下にして焼きます。焼き色がついたら裏返し、蓋をして弱めの中火で約3分焼きます。
※裏返すまではあまり触らずに焼きます。触ると中身が出て崩れやすいので注意!

⑥器に盛って出来上がり。好みでトマトケチャップとウスターソースを同量ずつ混ぜたものをかけても☆

モンテポイント(ひっぱる&切る&まぜる)

それでは、ピーマンのツナ詰め作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!

モンテポイント1 ひっぱる

まずは玉ねぎのみじん切りのお手伝いから♪ 皆さんは、ぶんぶんチョッパーという調理器具をご存じですか?みじん切りが簡単にできる優れものです。


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我が家で使っているのはK&A社の「ぶんぶんチョッパーデラックス」です。
こちら、これまでにも「ミートローフ」「豆腐ハンバーグ」の回でも登場していますが、今回もこちらを使ってみじん切りをしていきます。

ぶんぶんチョッパーの使い方はとっても簡単。

①容器に刃をセットする
②みじん切りにしたい食材を入れる
③ふたをする
➃ひっぱる
いつも最後のひっぱるのところを、こどもにお手伝いとしてやってもらっています。

上手に引っ張るためには、しっかり持って真っすぐ引っ張る必要があるので、指だけでなく腕や体全体をつかったトレーニングになりおススメです。

これまでは、ドラミンが容器を持って息子がひっぱる役割をしていましたが、今回は一人で「ぶんぶん」とできるようになっていました!ドラミンがおさえようとすると「ママはやらないで!」と。成長が嬉しい一方で、寂しさを感じます。。

このブンブンチョッパーは、紐をひっぱる回数によって、みじん切りの粗さが決まります。 今回は回数を重ねて、できるだけ細かいみじん切りにしてもらいました。

モンテポイント2 切る 

次はピーマンを包丁で切るお手伝い♪

チョコバナナマフィンやみつききゅうりで包丁へのチャレンジを始めた我が家の息子。今回は、少し固めのピーマンで挑戦です。

今回もビクトリノックスのグルメナイフを使いました。刃渡り12センチ、重量36gの超軽量で、とても切れ味が良いナイフです。また、切る面がギザギザしているので、こどもに「このギザギザのところは触らないでね」と、注意を促しやすい点も気に入っています。

お肉でもお魚でも何でもよく切ることができるので、大人も日ごろから重宝しているナイフです。


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包丁を使う際には、3つのことを伝え、お父さん、お母さんが見本を見せてから作業に入りましょう。

①ギザギザしているところは触らないよ。指が切れてケガをしてしまうよ!(ギザギザしていないものを使う時には「刃は触らないよ。指が切れてケガをしてしまうよ!」)
②持ち手を上から持つよ
③左手さんは食材の端っこをしっかり押さえるよ

ピーマンは、「ヘタを切る」、「縦半分に切る」、「種をとる」と食材の下準備だけでも複数の工程があるので、色々と取り組むことができますね。

小さなお子さんで、まだ切る作業が難しい場合でも、種をとるお手伝いには取り組んでもらえるかと思います。

また、ピーマンは香りが強いので、切った直後の香りを味わってみるものいいですね。今回我が家では、以前から取り組んでいるシェア畑で採れたピーマンを使いました。自分で育てた野菜への興味はひとしおで、じっくり観察したり、匂いをかいだりしていました。

モンテポイント3 まぜる

今回、我が家の息子は取り組みませんでしたが、具材を混ぜる作業をお子さんに取り組んでもらってもいいかと思います。生パン粉を使っているので、パン粉に卵が浸透してふっくらし、まとまってくる変化を触感で楽しむことができるお手伝いです。

少し大きいお子さんであれば、等分にしてピーマンに詰める作業を一緒に取り組んでも、いいですね♪

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回、ピーマンのツナ詰め作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。ちなみに、今回のレシピは、レタスクラブのHPに掲載の、石原洋子さんのレシピを参考にさせていただきました。

ピーマンの肉詰めよりも重くなく、お酒のおつまみにもぴったりでした!

お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。

ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。 それでは!

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