今回は、2歳頃からこどもと一緒に楽しむことができるかぼちゃと玉ねぎのスープ作りを紹介します。2歳1か月の息子とチャレンジしました。無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料(4人分)
- かぼちゃ 1/4個
- 玉ねぎ 1個
- 水 2カップ
- 牛乳 2カップ
- 塩 小さじ1と1/3
- 砂糖 小さじ1と1/3
- バター 20g
作り方
①かぼちゃは種を取り、乱切りにします(我が家は栄養のある皮はそのままにしますが、きれいな黄色のスープにしたい場合は皮を剥いてくださいね)。玉ねぎは皮を剥き、薄切りにします。←モンテポイント1、2
②圧力鍋にかぼちゃ、玉ねぎ、水を入れて火にかけ、圧力がかかるまで強火にします。圧がかかったら、2分加熱します。2分たったら鍋に水をかけて急冷し、圧を抜いてから中身をマッシャーでつぶします。←モンテポイント3
③牛乳、塩、砂糖、バターを加え、弱火にかけて混ぜます(②できれいに潰せていない場合や急いでいる時はブレンダーなどで混ぜてくださいね)。
モンテポイント(種を取る&皮を剥く&つぶす)
それでは、かぼちゃと玉ねぎのスープ作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!
モンテポイント1 種を取る
こどもにとって、野菜の断面を見ることは、とても興味深いことのようです。かぼちゃは離乳食にもよく使われる食材で、甘味もあって好きなお子さんが多い野菜かと思いますが、かぼちゃの断面を見たり、中の種やワタを触る機会はなかなか多くないかもしれません。
我が家の息子(2歳1か月)も大のかぼちゃ好きですが、これまでかぼちゃのお料理を手伝ってもらう機会はなかったので、かぼちゃの種やワタに触るのは初めて。種やワタを取るのはスプーンでも、手でもどちらでもやりやすい方で。スプーンで取る場合、けっこう力がいるので、スプーンをしっかりと握るための手指を強化することにつながるかと思います。
力いっぱいスプーンを持って何かをするという機会は、あまりありませんよね。種を取ってもらう時には、「かぼちゃの中には種がいっぱいあるね、ねちょねちょするね」などと声をかけながら取り組みました。
途中で種を取るのをやめてかぼちゃを観察してみたり。。こどもとお料理をする際には「待つ」ことがとても大切ですね。
モンテポイント2 皮を剥く
今回のスープの2つめの主役である玉ねぎ。
玉ねぎの皮剥きはペロッとめくれる感覚が楽しく、こどもも大好きなお手伝いになるかと思います。興味がある子であれば、2歳前からもお手伝いできるかと思います。
まだお子さんが小さい場合には、剥き始めはお父さんやお母さんが少しだけ手伝って、どこを引っ張ればいいのかを示してあげると、こどもも取り組みやすくなります。
我が家の息子(2歳1か月)は「ぺりぺりぺりぺり」と言いながら、向き終わりはちぎってゴミ箱に入れるところまで、楽しく取り組みました。皮をつまんで引っ張る動作は、手指の強化につながりますね。
モンテポイント3 つぶす
今回は圧力鍋を使って似た後で、マッシャーで潰す方法をご紹介しました。こどもと一緒にお料理をしない時には、最初からブレンダーで作っていた我が家ですが、こどもとのお料理を意識し始めて、こどもに手伝ってもらえることは少しだけ時間はかかりますが、こどもにお任せするようになりました。
こどもは不思議なもので、自分がお手伝いしたお料理はペロリとたいらげますね。「自分が作った!」、「自分でできた!」その喜びが最高のスパイスになっているのかもしれません。
ところで、今回使ったマッシャーは無印良品マッシャー(小)です。こどもでも使いやすい小さいサイズのもので、大人が少量のかぼちゃやジャガイモをマッシュしたい時にも重宝しますよ!
【無印良品 公式】ステンレスマッシャー 約幅5×長さ20cm
マッシャーを使う作業は道具をしっかりもって体全体の体重をかけて行う必要があるので、体全体と手指のコントロールを身に着けることができますね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は、こどもと取り組むかぼちゃと玉ねぎのスープ作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
なお、今回のかぼちゃと玉ねぎのスープのレシピは、行正り香さんの本に掲載されているものになります。
圧力鍋、使ってみよう/行正り香/レシピ【1000円以上送料無料】
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。
それではまた!
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