今回は、2歳頃からこどもと一緒に楽しむことができるかぼちゃ白玉団子作りを紹介します。 2歳2か月の息子とチャレンジしました。 無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料(作りやすい分量)
- かぼちゃ 100g
- 白玉粉 100g
- 水 大さじ5
A 水 100ml
しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ4
片栗粉 小さじ1と1/2
作り方
①かぼちゃは3センチ角に切り、耐熱容器に入れて水大さじ2(分量外)をかけます。ラップをして電子レンジで4分ほど加熱し、皮を除きます。←モンテポイント1 かぼちゃの種をとる
②ボウルに①、白玉粉を入れ、少しずつ水を入れて耳たぶくらいのかたさになるまでかぼちゃをつぶしながらよくこねます。2㎝大ほどに丸めます。←モンテポイント2 あけうつし
③②を2㎝大ほどに丸めます。←モンテポイント3 こねる・丸める
➃沸騰した湯に中央をくぼませた③を入れ、浮き上がってから30秒ほど茹でて冷水に取ります。
⑤小鍋にAを入れて中火にかけ、混ぜながらとろみがつくまで煮ます。水気をきって皿に盛った➃のかけます。※小さなお子さんには小さく切ってあげてくださいね♪
モンテポイント(かぼちゃの種をとる&あけうつし&こねる・丸める)
それでは、かぼちゃ白玉団子作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います
モンテポイント1 かぼちゃの種をとる
今回はかぼちゃを使うので、かぼちゃの種をとるお手伝いもお願いできますね。
種やワタを取るのはスプーンでも、手でもどちらでもやりやすい方で。スプーンで取る場合、けっこう力がいるので、スプーンをしっかりと握るための手指を強化することにつながるかと思います。
力いっぱいスプーンを持って何かをするという機会は、あまりありませんよね。種を取ってもらう時には、「かぼちゃの中には種がいっぱいあるね、ねちょねちょするね」などと声をかけながら取り組みましょう。
かぼちゃの種をとるお手伝いに我が家の息子(2歳1か月)が取り組んだ様子については、かぼちゃと玉ねぎのスープの回をご覧ください。
モンテポイント2 あけうつし
白玉粉に水を入れる際には、少しずつ加えていくことがポイントです。もうスプーンを使えるお子さんの場合には、スプーンで水をすくって加えていくお手伝いをお願いすることができます。
スプーンで水をこぼさずに移すことはなかなか大変!巧緻性と集中力を養うことができますね。
モンテポイント3 こねる・丸める
今回のこねる作業はかぼちゃを潰しつつ、白玉粉と水を練り合わせて、と色々な感触を味わうことができるので、とても楽しい作業かと思います。
丸める作業は、お父さんやお母さんが見本を見せてあげたり、「コロコロ」と声をかけながら取り組むと、お子様に伝わりやすいかと思います。
こねた後の白玉粉は粘土の感覚に似ているかもしれません。我が家の息子(2歳2か月)は大の粘土好きなので、今回の作業はハマったようでした。
多少形がデコボコするのはご愛敬。一つ分ずつ渡してあげると、大きさが統一できるので、火の通りを均一にすることができるかと思います。
こねたり丸めたりする作業は手をたくさん動かすので指の発達を促す他、五感に働きかけることにもつながりますね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、こどもと取り組むかぼちゃ白玉団子作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。
ちなみに、今回のかぼちゃ白玉団子作りの参考にしたのは、中村美穂さんの「子どもと食べたい 作り置きおかず」という本です。
子どもと食べたい作りおきおかず 1歳半〜5歳/中村美穂/レシピ【1000円以上送料無料】
幼児食になって以降、たくさん活用している本です。幼児食と言いながらも比較的味がしっかりしていて、大人が食べてもおいしいメニューが多く掲載されていますよ♪とてもおススメです。
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。 それではまた!
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