今回は、小さなこどもと取り組むスイートポテト作りを紹介します。2歳2か月の息子とチャレンジしました。無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料(作りやすい分量)
- さつまいも 大1本(約400g)
- バター 20g
- 砂糖 40g
- 牛乳 40g
- 塩 少々
- 卵黄(つや出し用)1個分
- 黒ゴマ 少々
- 塩 3グラム
作り方
①さつまいもは輪切りにし、皮をむき、水に3分ほどさらします。耐熱皿に入れて、ラップをかけてレンジで柔らかくなつまで加熱します。
②柔らかくなったさつまいもをマッシャーでよく潰します。←モンテポイント1 つぶす
③さつまいもが熱いうちにバター、砂糖、塩を加えてよく潰し、最後に牛乳を少しずつ加えてなめらかにします。←モンテポイント2 あけうつし
➃③がさめたら、成型し、上に艶出し用の卵黄を塗って黒ゴマをかけます。←モンテポイント3 成型する
⑤230℃に予熱したオーブンで約7~10分焼きます。
モンテポイント(つぶす&あけうつし&成型する)
それでは、スイートポテト作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!
モンテポイント1 つぶす
電子レンジで柔らかくなったさつまいもをマッシャーで潰していきます。
我が家で使用しているマッシャーは無印良品マッシャー(小)です。こどもでも使いやすい小さいサイズのもので、大人が少量のかぼちゃやジャガイモをマッシュしたい時にも重宝しますよ!
【無印良品 公式】ステンレスマッシャー 約幅5×長さ20cm
マッシャーを使う作業は道具をしっかりもって体全体の体重をかけて行う必要があるので、体全体と手指のコントロールを身に着けることができますね。
さつまいもの量が多い場合、お子さんだけでは難しいこともありますので、その時はお父さん、お母さんがサポートしてあげてくださいね。
モンテポイント2 あけうつし
さつまいもをよく潰したら、バター、塩、砂糖、牛乳を加えます。その際、それぞれの材料をお父さん、お母さんが計量し、別々の容器に入れておくと、こどもにあけうつしのお手伝いをしてもらうチャンスを提供することができます。
洗う容器の個数が増えて、お父さんお母さんは少し面倒かもしれませんが、この活動が大好きなお子さんは多いようなので、可能な範囲で手伝ってもらいましょう。
あけうつしをすることで、三本指(親指・人差し指・中指)を強化したり、たくさん手首を動かす練習ができます。
モンテポイント3 成型する
材料を加えてなめらかになったら、いよいよ成型していきます。スイートポテトと言えば・・
こんな形をイメージしますね。でも、小さなこどもにはなかなか難しそうなので、シンプルな丸形でコロッとしたスイートポテトの方が作りやすいかと思います。
小さなこどもは適量取るのが難しいので、適量を渡し、「ころころ、ころころ」と声掛けしながら、丸めていきます。
順調に丸めていた我が家の息子(2歳2か月)。ところがその後・・
がーん。。
結局、ドラミンが作ってもひたすら壊されてしまったので、今回は丸い形を諦めて「お山を作ろうねー」全てのさつまいもを集めて大きな四角のスイートポテトにしました。お子さんに応じて、作りやすい形で作ってみてくださいね。
最後に卵を刷毛で塗り、ゴマをふりかけます。
成型する作業は手をたくさん動かすので指の発達を促す他、五感に働きかけることにもつながりますね。そして独創性も発揮されますね!
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は、スイートポテト作りについて、ちいさなこどもと一緒に取り組むポイントを記載しました。今回は当初想定していたスイートポテトとは少し違う形になりましたが、急なアレンジも親子料理の楽しさの一つだと感じさせられました。
ちなみに、今回のレシピは、クックパッドに掲載されているゆこるんさんの「*簡単*スイートポテト♡」となります。
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。
それではまた!
コメント