今回は、2歳頃からこどもと一緒に楽しむことができる鶏手羽中とかぼちゃのロースト作りを紹介します。2歳2か月の息子とチャレンジしました。 無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料(3人分)
- 鶏手羽中 300g
- かぼちゃ 120g
A にんにく(すりおろし)小さじ1/3
しょうゆ、みりん 各小さじ2
サラダ油 小さじ1
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
作り方
①ポリ袋に鶏手羽中とAを入れてもみ込み、空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で20分ほど漬けます。←モンテポイント1 もみ込む
②かぼちゃは種を取って1㎝厚さ×4㎝長さに切ります。←モンテポイント2 かぼちゃの種をとる
③クッキングシートをひいた天板に汁をきった鶏手羽中を並べます。ポリ袋にかぼちゃを入れて残りのタレをからめ、周りに並べます。オーブントースター(または190℃のオーブン)で20分ほど、肉に焦げ目がつくまで焼きます。
※我が家ではPanasonicのオーブンBistro(ビストロ)のグリル両面焼き機能を使って調理しました。
モンテポイント(もみ込む&かぼちゃの種をとる)
それでは、鶏手羽中とかぼちゃのロースト作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!
モンテポイント1 もみ込む
今回は袋の上からお肉に調味料をもみ込むお手伝いをお願いすることができます。生のお肉を触るわけではないので、1歳くらいの小さなお子さんからチャレンジできると思います。
袋の上からでも、ぐにゅぐにゅとしたお肉の感覚は伝わり、楽しく取り組むことができるかと思います。
手を動かすので指の発達を促す他、五感に働きかけることにもつながりますね。
今回は平日に料理したので、あまり時間がなかったのですが、ちょうどキッチンに「ママ―!!」とやってきた息子(2歳2か月)にやってもらいました。
モンテポイント2 かぼちゃの種をとる
今回はかぼちゃを使うので、かぼちゃの種をとるお手伝いもお願いできますね。
種やワタを取るのはスプーンでも、手でもどちらでもやりやすい方で。スプーンで取る場合、けっこう力がいるので、スプーンをしっかりと握るための手指を強化することにつながるかと思います。
力いっぱいスプーンを持って何かをするという機会は、あまりありませんよね。種を取ってもらう時には、「かぼちゃの中には種がいっぱいあるね、ねちょねちょするね」などと声をかけながら取り組みましょう。
かぼちゃの種をとるお手伝いに我が家の息子(2歳1か月)が取り組んだ様子については、かぼちゃと玉ねぎのスープの回をご覧ください。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、こどもと取り組む鶏手羽中とかぼちゃのロースト作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。
このお料理は、漬け込んで焼くだけなのでとっても簡単!でも味は絶品で、我が家の息子(2歳2か月)も「もっと食べたい」と6,7本は食べていました!最初は骨に身がたくさん残っていましたが、「ここにまだあるよ!」と教えてあげると、最後にはきれいに食べられるように上達していました。
ちなみに、今回の鶏手羽中とかぼちゃのロースト作りの参考にしたのは、中村美穂さんの「子どもと食べたい 作り置きおかず」という本です。
子どもと食べたい作りおきおかず 1歳半〜5歳/中村美穂/レシピ【1000円以上送料無料】
幼児食になって以降、たくさん活用している本です。幼児食と言いながらも比較的味がしっかりしていて、大人が食べてもおいしいメニューが多く掲載されていますよ♪とてもおススメです。
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。 それではまた!
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