今回は、2歳頃からこどもと一緒に楽しむことができるうどん作りを紹介します。2歳2か月の息子とチャレンジしました。無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料(3人分)
- 中力粉(薄力粉と強力粉を半々に混ぜたものでも) 300g
- 水 150ml
- 塩 大さじ1杯弱
- 打ち粉 適量
- うどんつゆ(お好みで)
※我が家では茅乃舎さんの出汁パックを愛用しているので、公式HP掲載のうどんつゆの作り方を参照して作りました。 - トッピング(ねぎ、なるとなどお好みのものを)
作り方
①水に塩を溶かし、小麦粉に少しずつ注ぎながら、全体に行き渡るように混ぜます。
②こねながら、1つの生地にまとめていきます。←モンテポイント1 こねる
③生地をだんご状にまとめ、厚手で大きめのポリ袋に入れて踏みます。生地が薄くなったら袋の中でたたみ、再び薄くなるまで踏むみます。これを10~15分程度続けます。←モンテポイント2 踏む
➃生地をもう一度だんご状に丸め、ポリ袋の中で30分以上常温で寝かせます。
⑤打ち粉をふった台に生地をのせ、麺棒で厚さ3㎜程に伸ばします。←モンテポイント3 伸ばす
⑥伸ばした生地を折りたたみ、食べやすい太さに切ります。
⑦たっぷりのお湯に入れ、再び沸騰したら吹きこぼれないように注意しながら10分ほどゆでます。
※小さなお子様が食べる分は12分ほどゆでると柔らかく、食べやすくなります。
⑧ゆであがったら、流水でよく洗います。
⑨麺つゆと合わせ、お好みのトッピングをしたらできあがり!
モンテポイント(こねる&踏む&伸ばす)
それでは、うどん作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!
モンテポイント1 こねる
コシのあるうどんを作るためには、しっかりとこねることが大切!こどもも大好きなお手伝いです。
実は今回、粉に水を加えるところからお手伝いしてもらおうと計画したのですが、これは失敗。我が家の息子(2歳2か月)はボールの中で混ぜずに粉をまき散らし始めてしまい、大惨事に。。
我が家では小さなころからぐちゃぐちゃ遊びに通っているので、それを思い出したのでしょうか。。
粉と塩を混ぜる部分はお父さん、お母さんが担当し、ある程度まとまってからお子さんに手伝ってもらうことがおすすめです。
何度がギュ、ギュ、と押して、薄くなってきたら折り曲げて再度上から押していきます。腕の力を鍛え、指先のトレーニングにもなりますね。折り曲げる際には、「はんぶん、はんぶんねー」といいながら、見本を見せると、上手に真似してくれました。
ちなみに作業中に使っているシリコンマットは、パン作りやピザ作りの回でもご紹介した、シリコンマットです。このシリコンマット、薄いのにテーブルにピタッとくっつくので、こどもが作業をする時も作業がしやすいようです。
モンテポイント2 踏む
手でこねたあとは、さらに足で踏んでいきます。踏む動作が登場するお料理はなかなかないですよね、我が家の息子(2歳2か月)も最初は不思議そうに踏んでいました。足で生地を踏む感覚は大人でも面白く、15分もあっという間に過ぎていきますよ。
足で生地を踏むことで五感に働きかけ、小さなうどんの生地の上で足踏みをするので、意外とバランス感覚も鍛えられるように感じます。
モンテポイント3 伸ばす
生地を伸ばす際には、打ち粉をたっぷりして、伸ばしていきます。また、生地を伸ばす際につかう綿棒は、こどもでも扱いやすく、生地にくっつきにくいこちらを我が家では愛用しています。
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うどんの生地はコシがあるからか、なかなか3mmに伸ばすのは大変な作業です。小さなお子さんが取り組む際には、お父さん、お母さんがサポートしてあげてくださいね。
そして粉だらけになることは間違いないので、作業台の下に新聞紙やビニールシートをひいておくことをオススメします。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は、こどもと取り組むうどん作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。
ちなみに、今回のうどん作りの参考にしたのは、加藤休ミさんの「うどん できた!」という絵本です。
うどん できた! (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ) [ 加藤休ミ ]
うどん作りの様子を楽しく描いていて、最後にレシピもついていますので、うどん作りをする際にはぜひお子さんと一緒に読んでみてくださいね。
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。 それではまた!
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