今回は、2歳頃から子どもと一緒に楽しむことができるすいかシャーベット作りを紹介します。
こどもの頃大好きだったスイカバー!スイカバーのようなアイスが食べたくて、すいかシャーベットを作ってみました。
ゼラチンを入れることで硬くなりすぎず、食べやすくなります。チョコチップを散らしてすいかの種のように★
2歳6か月の息子とチャレンジしました。無理せずお子さんが興味を持った活動をお手伝いしてもらい、お料理を楽しみましょう♪
材料(作りやすい分量)
- すいか 500g
- 砂糖 30g
- レモン 1/2個(レモン汁を使用する場合には大さじ1杯)
- ゼラチン 5g
- チョコチップ 適量
作り方
①すいかは皮を取り除き、一口大にカットしてから種を取り除きます。←モンテポイント1 種を取る
②①を密封袋に入れて、手で果肉をつぶします。←モンテポイント2 つぶす
③レモンを搾ります。←モンテポイント3 搾る
➃ゼラチンに大さじ3の水を入れて、ふやかしておきます。
⑤鍋に②の1/3量と砂糖を入れて中火にかけ、砂糖を溶かします。火から下ろし、③のレモン汁と➃のゼラチンを加えて溶かします。
⑥⑤に②の残りを加えて粗熱を取り、密封袋に入れて、できるだけ平らにして冷凍庫で2時間ほど凍らせます。
⑦食べる前に5分ほど常温に置き、袋の上から手でほぐして器に盛り、チョコチップを散らして出来上がりです。
モンテポイント(種をとる&つぶす&搾る)
それでは、すいかシャーベット作りをする上で、モンテッソーリ的観点から、こどもと一緒に取り組みたいポイントを見ていきたいと思います!
モンテポイント1 種をとる
まずは、今回の主役、すいかの種をとっていきます。今回は、近所の八百屋さんでとっても立派なすいかをゲットしてきました♪
半分はそのまま食べて、半分はシャーベットにすることに。一口大に切ったすいかの種を取っていきます。
先がギザギザしたスプーンを使って種取り開始!のはずだったのですが、今回のすいかは種が少なく、種も果肉の奥に小さなものが隠れていたので見つけずらい。。
なかなか種取りは進まず、スプーンですいかを刺して「とれたよー」と嬉しそうな我が家の息子でした。
黒々立派な種の入ったすいかで作る場合にはもう少し取り組みやすいのか?本来ならば、集中力もつき、スプーンを使うことで指先の高度な動きを練習できる作業かと思います(少し早かったかな。。)
モンテポイント2 つぶす
種をとったすいかは、密封袋に入れてつぶしていきます。 「たたききゅうりとツナの塩昆布和え」や「オクラそうめん」の時に行った「たたく」の時にも登場したチャック付きの密封袋。周りを汚さず思い切りたたいたりつぶしたりしてもらいたい時の強い味方です。
今回は袋に入れたすいかの果肉をギュッギュッと握ってつぶしていきます。すいかは水分が多くてつぶしやすく、小さなお子さんでも取り組みやすいかと思います。「まだここに大きいのがいるよー」、「こっちにもいたよー」と果肉が残っている部分を伝えながら、しっかり潰してもらいました。段々と果肉がなくなって、ジュースのようになっていくのが面白いですね。
体全体を使うので、粗大運動を促すことにもつながりますね。
モンテポイント3 搾る
次はレモンを搾るお手伝いを♪
2021年に公開となり話題となった映画『モンテッソーリ 子どもの家』でもジェロ君がオレンジを搾っているシーンが出てきましたね。
レモンはオレンジよりも少し小さく、こどもの手にもすっぽりとおさまるので、搾りやすいかと思います。ただしそのままでは搾る際に力がいるので、あらかじめお父さん、お母さんが実をモミモミとよくもんでおいてあげると、こどもが取り組みやすいかと思います。
それでもけっこう力が入りますので、小さなお子さんが取り組む際にはお父さん、お母さんがサポートしてあげてくださいね。
我が家の息子は「グレープフル―ツゼリー」作りの時以降、何度か搾り器を使っていたので、段々とコツをつかんできたようです。上から押してみたり、回してみたり、色々と実験していました。
使用する搾り器ですが、我が家で使用しているのはOXOのものです。
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こどもが使う場合、よく搾れる器具を使わないとなかなかうまく搾ることができずに諦めてしまう原因にも。こちらはあっという間に搾れて、種などが上のお皿の部分たまって落ちない設計になっているのでとっても便利です。
また、下の容器の形がとても注ぎやすい設計になっています。離乳食で果汁を取り入れる際、製氷器に小分けに入れて凍らすなんて場合でも使いやすくておすすめです。
レモンはとてもいい香りがするので、搾る際には香りを楽しむこともできますね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、すいかシャーベット作りについて、モンテッソーリ教育的な観点を取り入れて取り組むポイントを記載しました。
ちなみに、今回のレシピは、COOKPADに掲載のトイロさんのレシピ、きょうの料理ビギナーズレシピに掲載の関岡弘美さんのレシピを参考にさせていただきました。
お父さん、お母さんが少し意識するだけで、楽しいクッキングとこどもの発達を促すことの両方が叶うかと思います。
ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。
それでは!
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